メッセージ
MESSAGE社長執行役員
牧野 新一郎
1999年 日本大学商学部入学
2002年 1年間休学をし、半年間アジア7か国を
バックパッカーとして放浪
2004年 日本大学商学部卒業
2004年 株式会社アガスタ入社
2008年 株式会社ENG設立
弊社は、創業以来、中古車輸出事業に全力で取り組んで参りました。「安かろう、悪かろう」という考えがまかり通る業界の中で、高品質な中古自動車の提供にこだわることで、日本からマレーシアへの中古車輸出で、トップレベルのシェアを獲得することが出来ました。
現在は、次の事業展開として、国内への事業進出を進めています。
実は、日本国内の中古車流通相場は、マレーシアやアフリカ、その他の国々への中古車輸出を前提として、相場が形成されています。
特に、このことが象徴的だったのが、リーマンショックの時です。急激な円高と輸出先の経済不安により、中古車輸出が止まったことで、オークション会場での中古車の取引が大幅に減少し、国内の流通相場が崩壊しました。
結果として、新車ディーラーが下取り価格を提示出来ない、もしくは下取りの提示金額が安過ぎて下取りが出来なくなり、新車の販売も出来ないという悪循環になりました。
このように、中古車輸出が国内市場へ与える影響は非常に大きいものがあります。
これまで中古車輸出に主に注力してきましたが、輸出の専門家の弊社だからこそ、国内でもお役に立てることが多いと考え、国内市場への参入を進めております。
国内への事業展開の第一歩として、2015年から個人のお客様からの中古車買取事業を立ち上げました。
お陰様で、弊社の主力商品であるアルファード・ヴェルファイアの買取では、多くの方々から認知して頂けるようになって参りました。
また、2020年12月に中古車小売事業も開始しております。今後は海外への中古車輸出と国内での買取・販売事業の3本柱で、事業を展開していきたいと考えています。
現地のエンドユーザー様のことを本気で考え、ENGでは中古自動車の品質を何よりも重視しています
私たちの中古車輸出ビジネスは、『国内で中古自動車を仕入れ、海外に輸出して終わり』ではありません。現地のエンドユーザー様に購入していただき、満足していただいて初めて成り立つビジネスです。そのためには、まず現地のディーラー様に“自信を持って販売できる商品”を供給する必要があります。
創業以来、ENGは一貫して高品質の中古自動車を輸出することにこだわってきました。特に弊社では、流通の各段階における中古自動車の品質管理を徹底。仕入れ前の段階から、車内に染みついたニオイや汚れなども確認し、品質の高い商品のみを輸出できる体制を構築しております。
ENGの使命は、現地のディーラー様やエンドユーザー様、そして私たちすべての関係者が「幸せ」を実感できる仕組みを構築すること。こうした私たちの『志』に共感していただき、多くの現地ディーラー様に選ばれてきた結果、短期間でここまで業績を伸ばすことができたのだと自負しております。
納得して頂けるサービスを提供することに拘っています
私が大事にしているポリシーがあります。それは、お客様に「納得」して頂くことです。
納得とは、得を納めると書きます。文字通り、お客様に得をして頂く、損をさせないサービスを提供することを心掛けています。
ほとんどの自動車ディーラーでは、販売することが目的で、そのタイミングで利益をあげることが出来れば良いという考えが大半です。お客様に買って頂いた車を、お客様が次回売却する際に損をしないようにするにはどうしたらよいかと、その先まで考えているディーラーはほとんどありません。
しかし、ENGは違います。
例えば、現在は生産終了しているトヨタのウィッシュという車があります。税別4万3千円のオプションであるスマートキーをつけておくと、売却時の価格が30~40万円違ってきます。それは、輸出先のマレーシアにおいて、スマートキーかキーレスキーかの違いで現地での需要が全く違い、数年後の中古車価格に影響しているからです。オプションを付けたことによる利便性も考えれば、その差は歴然です。
確かに購入時の価格は上がってしまいますが、目先の売り上げではなく、将来を見越したご提案が出来るか出来ないかが、ENGと他のディーラーとの違いです。
ENGとお取引して頂けるお客様へは、これまでの豊富な輸出の経験を基に、お客様が得をする、損をしない販売と買取をご提案させて頂いております。
お客様に納得して頂くことを、企業として、人として大事にしています。
ENGは、これからも謙虚さと素直さを持ち続け、海外と国内のお客様に「納得」して頂ける『志』のある商品やサービスを提供し、必要とされ続ける企業でありたいと考えています。
役員紹介
OFFICERS